「かいまみ」は、垣間見る(かいまみる)から来ています。 「物の透き間からこっそり見ること、覗き見ること」をさす言葉です。 「源氏物語などで垣根越しに女御をふと見かけて心をときめかす」といったシーンが出てきます。 普通に見るより、見えにくい垣根越しの方が想像力が刺激されてより一層心が高ぶってしまう。 この作品も窓からそっと覗きこむことでとある世界を「垣間見る」ことができます。 京銘竹を用いた「和」の世界が広がります。